さて、前回はお芝居とショーの内容についての感想だったのですが、
今回は劇の内容とは関係ない視点で書いていこうと思います。
ファッションについてさすが舞台衣装。映える。
コブラ
トップスターのオーラと相まって眩しすぎる。
浴衣もスーツももちろん格好良いのですが、
個人的にはやっぱりバイクに乗る姿がときめいてしまいます。
いやもう、イケメンとバイクは反則です!
カナ
真っ白なチャイナ服での登場、素晴らしい!
浴衣姿も素敵だった。白地に赤いポピー(?)の花が最高にお似合いです。
衣装担当の方が彼女の可愛いさを理解しすぎ!
山王連合会
パンク系大好きなので、革ジャンっぽい衣装が格好良い。
変装して他チームのパーティーに参加したときの、
白タイツの王子様衣装は爆笑してしまいました。
『黒って格好良い』を裏切って、元気一杯の個性的なメンバーなのが面白い!
White Rascals
汚れを許さない感じが白い衣装から漂ってる!
高潔な印象をそのまま伝えてくるので、見た目的に近寄り難いチームNO.1です。
遠くから崇拝する信者が多そうだな、と思いました(笑)
鬼邪高校
やんちゃな感じにマッチしていて、制服の改造が良い!
高校生感と精神年齢の幼さみたいなのものが表現されている気がします。
ボトムスのジッパーは喧嘩で破れてるイメージとかなのかな。
RUDE BOYS
服がボロボロであるがゆえに、彼らの精神性の美しさが際立つという。
自分たち家族だけが大切という、継ぎ接ぎだらなのに、それが良い!!
病気のカナに優しさ出してしまうところとか、色々と重ねているのかな。。切ない。。
達磨一家
番傘に煙管、和風テイストで派手なところが好き!
派手なブラウスをちょっとだけ私が着てみたいと思ってしまいました(笑)
ワイルドな雰囲気がこのチームカラーにぴったり。
舞台
最初のタイトルが崩れていく映像やバイクの背景に映像を流して動いているように見せたり、
やり過ぎると『舞台じゃなくて映像を観にきたのかな』となるので、
舞台への映像の取り入れ方が絶妙。
コブラとカナの二人が鉄橋(?)のようなところで語り合うのですが、鉄柵の間隔が広すぎる!!
普通に人が落ちてしまうので、本当にあったら違法建築だと思います。
ただ、細い鉄筋と間隔の広い柵は、余白を生み出すので、
演者さんたちの動きや背景の邪魔をしないという、計算された舞台なんだなと思います。
ショーのときに
前列らへんの端の席だったのですが、
端の方で踊っている男役さんが観客の方と目があってウインクしていました。
その観客の方がとても喜んでいて(推しだったのかな)、
タカラジェンヌは頭の天辺からつま先まで、舞台は端の端まで宝塚で、
プロ意識の塊でできていているんだな、と思ったことが印象的でした。
歌舞伎もそうですが、
新しいことをどんどん取り込んで成長していくことが、
舞台の世界で生き残っていく上でとても大切なことなんだろうな、と思います。
古参の客層も大切にしながら、ご新規の客層の心も掴むために、
色々と挑戦していることが素晴らしいです。